「外資系企業に転職したけど、思ってたのと違う・・・」
「外資系企業は私には合わないかも・・・」
という声を聞くことがあります。
せっかく外資系企業へ転職をしたけれど、イメージと全く違っていたり、
日系企業との違いが受け入れられず辞めてしまうこともあります。
この記事では外資系企業への転職を考えている方へ、外資系企業転職で後悔している人の共通点や失敗しないための対策をまとめています。
この記事を読むことで、外資系へ転職しても後悔のないように準備を進めていくことができるでしょう。
【実体験】外資系転職で後悔した4つのこと
仕事のハードルが高い
外資系企業ではポジションごとにスペシャリストを雇うという考え方が主流です。
つまり、入社したその日からバリバリ仕事ができる人でないと地獄をみてしまいます。
仕事量も多く、納期は短いというのが普通です。ワークライフバランスがいいと評価を受ける外資系ですが、それは残業をして遅くまで仕事をする文化がないという意味も含まれています。
つまり、日系企業では残業時間で準備すればいいと思うような仕事も外資系では残業時間はないと考え、短時間でベストの結果を出さなければいけないところが非常にハードになっています。
成果があげられない時きつい
実力主義のイメージがある外資系ですが、そのイメージはおおむね正解と言えます。
仕事の結果が出せる時は、給料もあがりますし昇格も早くなります。
しかしいつも成果が出せる人はどこの企業でも多くはありません。
頑張っているけど、結果が出せない時に外資系企業では非常にきつい思いをします。給料はどんどん下がるうえ、結果を出す同僚や後輩が毎月のように出世したりプロジェクトを任されたりします。
そういった雰囲気のなかで、最高の結果を出すために踏ん張れる人が、外資系企業では生き残っていきます。
また一緒に働いている人はそういった環境で生き残ってきた人ばかりなので、ライバルとしては非常に強い人が多くなります。
年功序列がない
外資系企業では年齢は関係なく、結果を出した人が評価され出世していきます。
フラットな環境に憧れるひとは多いと思いますが、年下の人が上司になることもおこります。
年功序列がまだ残る日系企業に慣れているとプライドが邪魔をして、上司にマイナスな感情を持ってしまうこともあります。
年下でも実力がある人が上のポジションにいくべきだ、としっかりした考えをもてないと外資系企業で働くことは辛くなることもあるでしょう。
組織変更が頻繁
日系企業の場合は、年に2~3回ほどしか組織変更が行われませんし、時期も決まっていることが多いので、前もって予想することができます。
しかし、外資系企業であれば組織変更は頻繁に行われ、場合によっては毎月行われることもあります。昨日まで上司だった人が翌日出社すると辞めていたなんてこともザラにあります。そしてそのポジションを外部の人が引き継ぐこともありますし、同僚が指名されて上司になってしまうということもあります。
こうした組織変更に柔軟に対応できず、退職してしまう人もいます。
ですから、あなたが仕事上で起きる変化を楽しめるタイプか考えてから外資系へ転職することをおすすめします。
外資系企業が合う人
実績をきちんと出せる人
外資系企業で働く場合は、語学力だけでは不十分になります。特に英語はできて当たり前という環境なので、いくら語学力があってもその部分だけを評価されることは少ないと言えます。
上述したように、外資系では結果がだせないと給料が下がったり、降格や解雇の可能性も出てきます。
外資系ではどのような状況でも実績が出せる人でないと長く生き残っていくことは難しいでしょう。逆に言えば、実績さえ出していれば非常に働きやすい環境になります。
給料水準も高い企業が多く、年齢や性別に関係なく働けるので、日本のように厳しい上下関係に疲れている人にはおすすめです。
仕事とプライベートをきちんと分けられる人
日系企業では「長く働くことはいいこと」、「上司が働いているのに先に退社できない」という文化がいまだに残っています。
外資系企業では基本的に残業という考えはありません。退社時間がくれば、仕事をさっと終わらせて自分の時間を大切にします。
残業時間が多い人は、「時間までに仕事を完了できないから仕事ができない人」というレッテルが貼られることもあります。
そして、オンとオフがしっかりしているので、仕事終わりに飲みにいくということも日系企業と比べると少ないです。そういった切り替えがしっかりした環境が好きな人は外資系企業でもストレスなく働くことができるでしょう。
出産や子育てをしながら仕事を続けたい人や仕事を長く続けていきたい人は外資系企業と相性がいいです。というのも、外資系企業では年齢はあまり関係ないからです。年齢よりも実力重視という考え方ですので、子供がいて、時短勤務をしていても結果が出せていれば通常通り出世・昇給ができます。
また、在宅勤務の体制も整っていることが多いので、プライベートの変化が仕事上で不利になることなく働けます。
外資系転職を失敗しないための対策5選
企業についてのリサーチをしっかりする
外資系転職を成功させるには、事前リサーチがすべてといっても過言ではありません。
openworkなどの口コミサイトをみることで、企業文化や評価基準などを確認することもできるでしょう。
エージェントを利用している場合は、担当者が実際に入社したひとから聞いているリアルな口コミをもっている場合があります。
そういった口コミから情報を積極的に集めるようにしましょう。
英語が必要な場面を把握
語学力に不安がある人は、情報収集をするときに、英語が必要な場面がどんなときか調べるようにしましょう。
外資系企業の日本支社に勤めるので、日本市場向けのサービスを展開していることがほとんどです。職種によっては、ほとんど英語がいらないということもあります。
しかし大抵の場合は、職場の公用語が英語であったり、毎週のように本社とオンラインミーティングをしなければならないでしょう。
どれくらいの語学力が必要かということを事前に知ることで、入社してから仕事も英語も大変という二重苦を避けることができるでしょう。
自己主張することにいいイメージを持つ
実力主義の外資系企業ですが、上司があなたの仕事をすべて把握しているわけではありません。
自分から結果を出すように動かなければいけませんが、結果を出すためにどのようなことをしたか、どのようにチームに貢献しているかを
隙あれば常にアピールしていく能力が必要になります。
日本では自己主張が強い人はマイナスな印象を持たれますが、外資系では自己主張できないと生き残ることも難しくなります。
まずは自己主張することへのマイナスイメージをなくし、自分の行動をどのようにアピールすべきか日頃から考えるようにしておきましょう。
次の転職を視野にいれて選ぶ
外資系企業では1つの会社で長く働く人は多くありません。
海外では転職をすることでキャリアアップするという考え方が主流だからです。平均的にはだいたい3~5年以内には転職をしています。
また、今の会社で働いている理由が、「本当に行きたい会社に入社するのに有利だから」という人も少なくありません。
つまり今の会社は踏み台としてしか考えていないということも。
外資系企業で働く場合は、その次の転職を視野に入れて役に立ちそうな経験が積めるか、実績が出せそうかなど戦略的に考えていくようにしましょう。
エージェントを利用する
外資系転職を成功させる人は転職エージェントを利用していることが多いです。
転職エージェントを利用することは以下のようなさまざまなメリットがあります。
- 応募企業の内部情報が聞けることも
- 応募企業の選考内容について詳細な情報をもらえる
- 応募書類の添削や英語面接の練習を無料でしてもらえる
- 内定後の年収交渉を行ってもらえる
企業に直接応募をした場合は、上記のメリットがなくなってしまいますのでできるだけエージェントを使った方がいいでしょう。
また、転職を成功させる人は複数の転職エージェントを利用しています。
平均して3社以上に登録をして同時並行で転職活動を進めています。
以下のおすすめエージェントから興味のあるエージェントにどんどん登録していきましょう。(無料)
おすすめエージェント
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では外資系企業に転職して後悔してしまうポイントと失敗を避けるための対策をまとめました。
せっかく転職したのに、すぐに転職したくなったなんてことがあると悲しいですよね。
そういったことを避けるためにこの記事でご紹介した対処法を実践するようにしましょう。
本文でご紹介の転職成功者が利用しているエージェントは以下のとおりです。
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転職成功者のマネをすることで、成功率を上げていきましょう。