「せっかく英語を勉強したから外資系へ転職したい。」
「外資系転職を成功させてキャリアアップしていきたい。」
と思っている人もいると思います。
この記事ではキャリアの転換時期である30代女性に外資系転職を成功させる方法を解説していきます。
この記事を読めば、外資系転職の準備を今すぐ始めていくことができるでしょう。
30代女性が外資系転職をする時に知るべきこと
外資系でもいろいろある
外資系といっても、さまざまなタイプがあります。
なかでも、以下の違いは大きいといえます。
- 本社が米国、ヨーロッパ、アジアで社内文化が違う
- 外資系でも親会社が日本企業であれば日系企業とあまり変わらないことも多い
まず、本社がどこの国にあるかで、社内文化やルールは異なってきます。
米国企業の場合は「キャリア志向・実力主義」の空気が強く、同僚とも常に競っている気分で働くことが多くなるでしょう。
一方、ヨーロッパ企業であれば、実力主義ではあるものの、ワークライフバランスを重視した働き方をしやすいです。
仕事をしっかりして、休むときは思い切り休むといった感じの人が多い印象ですね。
アジア系は国によって異なってきますが、シンガポールや香港などは仕事第一主義の社風があります。
仕事ができる人が集まって発展している国々なので、米国のキャリア志向とは違った厳しさがあるでしょう。
自由な働き方ができる
外資系企業は仕事のやり方を指示されることはほとんどありません。
業務時間内に何をしていても仕事の結果がだせればOKといった感じです。
日本の企業であれば、「始業時間の何分前に出社すべき!」とか、
「上司より先に帰っては失礼だ」など暗黙的なルールがあったりしますが、そういったものはあまりないと考えていいでしょう。
結婚して子供ができた時も、在宅勤務への切り替えがすぐにできたり、
時短勤務への対応も柔軟な企業が多いです。
時短勤務であったり、休みをとることがキャリアに影響を与える可能性は自分次第でコントロールできます。
結果が全てなので、時短勤務でも通常勤務と同レベル、またはそれ以上の結果を出せていれば昇進は問題なく可能だからです。
結婚や子育てなどのプライベートな変化をキャリアに影響させたくないという
上昇志向の人には外資系企業はおすすめといえるでしょう。
フラットな評価制度
外資系は日本企業にある古い考え方はありません。
- 年功序列
- 男女別の評価や賃金格差
などがないので、仕事で実績を出せば正当な評価を得ることができます。
評価をもらった場合、昇進スピードも日本企業とは全く違います。
日本の企業では組織変更や異動は年に数回ほどですが、外資系企業の場合は組織変更の決まった時期がありません。
異動すべきタイミングや、組織変動が必要なときはすぐにおこなわれます。
私の知人も入社したときは平社員でしたが、1年もしない間に2段階上の管理職に昇進をしていました。
女性だからキャリアを考えれないと諦める必要がないことが、外資系企業で働くメリットの1つといえるでしょう。
30代女性の転職理由
人間関係
30代は中間管理職についている人も多く、上層部と部下との板挟みになってしまうことも少なくありません。
職場での人間関係によるストレスが増える年代ではありますが、30代は転職がしやすい最後の年代ともいえます。
2021年に株式会社ビズヒッツが行った30代女性転職理由の調査が以下となります。
「結婚・出産のため」と同じ1位が人間関係への不満となっています。
「人間関係への不満」は、先輩からの嫌がらせがひどかったことや、人間関係で体調を崩してしまったことで転職を決意した人が多いようです。
やりがいがない
「方向性が明確になったので、30代のうちに転職をした方がいいと思った」
「今の仕事にやりがいが感じられず違う仕事がしたくなった」
というように、現職の内容に不満を感じて転職する人も多いようです。
30代であればまだ異業種や未経験職種に挑戦できる年代です。
最後のチャンスと考え転職を考える人が増えるようです。
上記のランキングでも「他の仕事をしたくなった」が第3位となっています。
待遇の不満
待遇が原因の退職で一番多い理由は「収入に不満がある」です。
同じ仕事でも違う会社では給与が多く払われたり、
初任給のころからあまり上がっていないと感じる人も多いようです。
また、日本企業の中にはサービス残業など従業員が我慢をする文化がいまだに残っており、
長く働いても給与額がかわらないと見切りをつけて転職を決意する人もいるようです。
30代が外資系転職するときに求められるもの
マネジメントや実績
企業にもよりますが、30代の転職ではマネジメント経験や実績がないと転職が難しいこともあります。
しかし、マネジメント経験は必須ではないこともありますので、経験がなくても諦める必要はありません。
現職でどのような実績を出してきたかの方が外資系転職では求められることが多いからです。
実績については「社内MVP受賞」などの華やかな実績があれば一番いいですが、
客観的に評価された実績がなければ小さなことでも考えてみましょう。
自分なりに考えて違った結果を出せたことを伝えることが大切です。
30代の転職では、20代のようにポテンシャル採用という可能性は低いですが、
現職で経験してきたことを選考でうまく伝えて転職をしてきている人は多くいます。
スピード感
外資系企業の特徴の一つにあらゆることのスピードが早いことが言えます。
意思決定のスピードであったり、社員一人ひとりのスピード感も日本の企業とは違うでしょう。
現在、仕事を進めることが遅かったり、残業時間が多い人は外資系企業では不利になる可能性が高いです。
外国では残業は仕事の能力が低い人という考え方が主流なので、仕事が遅いと自覚がある場合は
効率的な仕事の仕方を取り入れるようにしましょう。
柔軟性
外資系企業は日本の企業と比べて変化が多いです。
上述したように、突然組織変更が行われたり、出社したら昨日まで一緒に働いていた上司が退職してたなんてこともザラにあります。
仕事上でおこる環境の変化に抵抗感を持ちやすい人は外資系企業で働くことは精神的に辛くなってします可能性もあります。
英語力
企業や業種によってどのくらいの英語力が求められるかは違ってきます。
しかし、職場で使う頻度が少なくても転職する際には英語力が求められることがほとんどです。
TOEICでいえば800点以上や、英語能力試験など客観的に評価できる結果があることも大切ですが、
それ以上に実用的な英語力を重視する企業が多いです。
日常的な会話やビジネス英語をきちんと使えるようにしておきましょう。
30代女性が外資系転職する方法
正社員として入る場合
一番正規のルートとしては、正社員として入社することでしょう。
正社員として働く場合は、年収アップや職位がアップした形で入社できることも多いです。
外資系企業に正社員転職をする場合は以下の3つの方法がメインになってきます。
- 知人からの紹介(リファラル)
- 企業へ直接応募
- 転職エージェント ←転職成功者では多い
上記のようにいくつか方法はありますが、転職エージェントを使うことが
外資系転職を成功させるには近道になる可能性が高いです。
なぜなら以下のような理由があるからです。
- エージェント経由の方が外資系企業に応募しやすい
- 選考内容を詳しく教えてもらえるので対策ができる
- 書類添削や英語面接練習ができる
- 年収交渉を行ってもらい年収アップが可能
外資系企業をメインで扱っているエージェントであれば応募企業にも詳しいプロの担当者がつきます。
そういったプロを利用することの方が、面接対策から年収交渉まで有利にはたらきやすいです。
以下の3社は求人の質・担当コンサルタントの質が高いと口コミのいいエージェントになりますので、
無料相談からはじめることをおすすめします。
外資系転職に強いおすすめエージェント(無料)
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契約社員や派遣社員として入る場合
正社員として入るためには、選考の時に実績をきちんと評価してもらうことになりますので、難易度は上がります。
正社員が難しいかもしれない人は、派遣社員や契約社員として入社するという方法もあります。
非正規雇用という形は、正社員と比べて難易度はさがるものの正社員になる前に契約が終了してしまうリスクもあります。
しかし、中には契約社員として働き始めて正社員になることができたという人もいますので、諦める必要はありません。
たとえ派遣や契約社員として働いていた会社に正社員入社できなかったとしても、外資系企業での就業経験は
次の企業に転職する際に有利にはたらく可能性が高いです。
派遣や契約社員として外資系企業へ転職する場合は、以下のエージェントかサイトに登録をしてみることがおすすめです。
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注意点
一つのエージェントや一つのサイトと絞らず、
同時並行で複数のエージェントやサイトを利用することです。
エージェントによっては合わない担当者が出てきたり、
サイトでも他サイトにのっていない非公開求人というものがあります。
できるだけ多くの求人を検討するためにも
複数のエージェントに登録することがおすすめです。
30代が外資系転職を成功させるための方法
入りたい企業のリサーチを徹底する
外資系企業によってもさまざまであることはお伝えしました。
入りたいと思っている企業がどういった社風や考え方を持っているかということは、事前に調べておくようにしましょう。
調べる方法としては、口コミサイトを見て評価を確認しておくことも必要ですが、一番のおすすめはエージェントの担当者へ聞くことです。
エージェントはその企業に入社した人から内部事情を直接きいていることが多く、匿名で書かれている口コミサイトよりも確かな情報を得ることができるからです。
次の転職を視野にいれておく
外資系企業で働くほとんどの人が転職をキャリアアップする方法と捉えています。
通常は3〜5年以内に転職をしていくことが多いです。
転職活動をする際に次の転職を考えることは簡単ではありません。この転職でどのような経験をすれば次の転職するときに使えるかということを戦略的に考えなければ、数年後に市場価値の低くなるような仕事を間違って選んでしまう可能性もあります。
その時に後悔しないために、転職活動していく中で次の転職を考えておくことをおすすめします。
経験・実績を整理し、言語化しておく
外資系転職だけではありませんが、面接時には現職について詳細な説明が求められます。
転職をする前の段階で、選考で他の候補者と差別化できる経歴が何か考えるようにしておきましょう。
転職エージェントを利用する
転職をする時には転職エージェントを上手に使うことで、効率的な転職活動を行うことができます。
エージェントとは頻繁に連絡をとったり、面談時からきちんと信頼関係を築ければ非常に心強い味方となります。
転職エージェントの上手な使い方については
【完全版】転職エージェントの使い方!損しない賢い活用法も場面別でご紹介で解説してますので、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
30代といえば転職を考える人が最も多い年代になります。
外資系は厳しい面もありますが、
仕事にコミットできる環境で、自由に働けるなどメリットがあります。
外資系転職にはエージェントをうまく使うことがおすすめです。
この記事でご紹介した外資系に強いエージェントは以下の通りです。
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