「会社を辞めたい、でも辞められない・・・」
「会社を辞められない。どうすればいい?」
社会人として働いていると、このような悩みを持つこともあるでしょう。
この記事では、会社を辞めたいと思いながらもなかなか辞められずにいる方向けに、そのようにかんがえてしまう理由と対処法を解説しました。
この記事を読めば、今すぐ会社を辞めるべきかヒントを得ることができるでしょう。
会社をやめたくてもやめれない理由
経済的に辞められない
- 十分な貯金がないので不安
- ボーナスをもらいたいので今すぐ辞められない
「今辞めたら、どうやってくらぜばいい?」と不安に思って辞められない人が多いようです。十分な貯金がなく、一人暮らしをしている場合は特にこのような考え方で辞められない傾向が強くなります。
経済的に辞められない人の中には、ボーナスをもらうために今は辞められないと言うパターンもあります。この場合はボーナスをもらえると確定すれば辞められることが多いようですね。
精神的に辞められない
辞めた後の心配が多すぎて行動できない人も多くいます。
- 仕事をやめたあと何をすればいいかわからない
- 仕事をやめて会社に迷惑がかかりそうで不安
- 仕事があわないから辞めたいけど、あう仕事があるのかわからない
精神的に辞められない人の多くは、辞めた後のことを中心に考えていることがおおいです。
辞めると伝えたあと、まわりからどのように思われるかであったり、退職のせいで誰かに迷惑をかけるようで申し訳ないという思いがあるようです。
環境的に辞められない
環境的な理由とは以下になります。
- 任されている仕事が多い
- 休みがない
- 休みがあっても、疲れて仕事探しできない
現状任される仕事が多いと、辞めたらこの仕事は他の人に振られて、その人の仕事が増えてしまうと考えます。こういった考えを持つとなかなか仕事を辞めることができません。
休みがないことや休みがあってもその休みを有効に活かせず、仕方なく働き続けているひともいるようです。
上記のような悩みをもっていても会社を早く辞めた方がいい人も多くいます。次の章ではそのような判断基準をご説明するので、早速みていきましょう。
会社を辞めた方がいい基準
いじめや陰口がなくならない
会社で働いていると「人間関係」から大きな影響を受けます。
事実、エン転職がユーザーへ本当の退職理由を調査したところ、以下の結果がでました。
人間関係が飛び抜けていることがわかります。このように人間関係が悪くて転職を決める人は非常に多いです。
現在、職場で以下のような行為を受けている場合は、会社をすぐに辞めた方がいいでしょう。
- 肉体的・精神的ないじめを受けている
- 陰口を言われている
- 他の人とは明らかに違うネガティブな扱いを受けている (例)大きい声で怒鳴られる、仕事量が自分だけ多いなど
仕事を辞めた方がいい理由としては、「他人を変えることはできないから」です。他人を変えることは本当に時間がかかる上、エネルギーも多く必要です。しかし、あなたの人生の大切な時間とエネルギーをそのような人たちへ捧げる必要はどこにもありません。
ところ変われば人間関係もかわりますし、仕事内容も変わります。新しい職場の人間関係が良好かどうかはわかりませんが、会社を辞めない限り現状は変わらないと考えていいでしょう。
ブラック企業的な働き方
以下のような働き方をしなければいけない人は会社を辞めた方がいいでしょう。
- 気づいたら休みがほとんどない(月に5日以下)
- 休日出勤が当たりまえ
- サービス残業が普通
- 残業代は支給されるが、月に50時間以上残業をしている
- 有給が取れない
上記のような働き方をしなければいけない会社では、従業員のことを考えていません。休日出勤をしても手当がない場合や、残業しても給料が支払われない場合は、労働局へ相談してみることをおすすめします。
また、そこで働き続けても、給料が増える可能性は少ないと思われるので、会社をやめて別の会社でキャリアアップしていくことを考える方がいいでしょう。
自分でコントロールできる要素がない
上記であげたような「嫌がらせを受けている場合」や「ブラックな働き方をしている場合」であっても、自分で変えられる要素がある場合もあります。
例えば、嫌がらせをしてくる人が特定の人である場合は、その人に対して直接話をしてみることも可能でしょう。また、残業代が出ない場合は、人事部へ話をしてみることも可能です。
しかし、自分で対処することが難しい場合もあります。
嫌がらせをしてくるが複数人であったり、何を訴えても変わらない会社のやり方やルールもあります。そのような時はやはり会社をやめて自分自身の環境を変える方が簡単です。
現在のあなたの状況が上記の3つに当てはまる場合は、会社を辞める方向で動いていきましょう。
会社を辞める前にするべきこと
いつ会社を辞めるか決める
現状、辞めたいと思っているのであれば、「いつまでに会社を辞める」と期限を決めてしまった方がいいでしょう。そうすることで、ずるずると今の会社で働いて、ますます辞めにくくなるなんて事態も避けることができます。
貯金が少なくて辞められないという人は貯金額を増やす方法は以下の2つしかありません。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
上記2つのうち、簡単なのは「収入を増やす」になります。もちろん、支出が多いと自覚がある場合でしたら、無駄な出費や固定費の見直しをしていった方がいいでしょう。
しかし、副業をすることで収入をふやすということは今は簡単になってきています。会社に副業禁止というルールがあっても、勤めている間に準備をすることはできます。準備を始めてすこしお金をつくることができたときに退職すると気持ち的にも安心できるでしょう。
また以下の方法は会社にバレずに収入を増やすことができます。
- 所持品をメルカリやラクマ、ネットオークションで販売する
- 資産運用をして、貯金額を増やす(手持ちの貯金額が100万以下の場合はおすすめしません)
- アンケートに答えたり、ポイントを貯めて生活費をまかなう
転職エージェントへ登録して仕事を探してもらう
いつ会社をやめるか決めることができれば、あとは行動あるのみになります。
転職をしたいと考えている場合は、すぐに転職エージェントや転職サイトへ登録するようにしましょう。
以下のエージェントは求人数が日本最大級で、大多数が転職活動を始めたら登録をするサイトです。無料で利用できるので、登録を済ませてしまいましょう。
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エージェントを使うメリットは以下の通りです。(全て無料)
- 転職のプロに相談できる
- 求人を自分で探さなくていい
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 希望する会社の内部事情を聞ける
- 内定がきまったら、年収や条件の交渉をしてくれる
- 退職の相談にのってくれる
- 入社後に引き続きサポートをしてくれるエージェントもある
いかがでしょうか。上記をすべて無料で利用できるので利用しないのはもったいないです。
転職成功者は基本的にエージェントを利用しています。転職を成功させたいという気持ちが強いのであれば、転職エージェントに無料相談をしてみましょう。
有給が取れない場合は先に退職すべきかも
有給をとることが難しい場合や、有給をとらせてくれない職場もあります。有給が取れないと転職活動をしても面接選考にいくことができません。今はウェブ面接という形式もありますが、平日のみ営業の会社であれば、土日に面接をしてくれることもないでしょう。
そういう場合は、先に退職をしてから転職をした方がいいかもしれません。退職をしても、失業保険を受給できる場合もあるので、退職前に受給条件を調べることをおすすめします。
退職までの流れ
ここからは実際に退職を経験した筆者が退職の流れを説明していきます。実際の退職日の決め方などは会社によって違うので、参考程度に確認してください。
退職申し出期日を会社規則から確認
会社の就業規則があれば、そこに「会社を辞める場合は、何日前に言ってください」と記載があります。その記載を確認しておきましょう。通常は1ヶ月前であることが多いですが、会社によっては2ヶ月前以上の場合もあります。
退職することで会社は後任の人を雇う準備をしないといけない場合もありますので、できるだけ就業規則に記載の期日を守るようにしましょう。
上司に時間をとってもらう
直属の上司に「相談したいことがあるので、時間がほしい」と伝えると、普通の上司であれば時間をとってくれます。話はできるだけ他の人に聞かれないような会議室などで行いましょう。
上司に退職を伝えると、反応は上司によって異なってきますが、以下のことを確認しておきましょう。
- 退職届か退職願のどちらを提出するべきか
- 退職日はどのように決めるか
- 最終出勤日はいつわかるか
- 他の人への公表はいつになるか
退職を伝えると、上記の点を説明してくれることが多いですが、会社によっては人事部が全て行うこともあるので、誰に聞けばわかるかを明確にしておきましょう。
引き継ぎ
他の人に退職することが公表された後から、引き継ぎの作業が始まります。あなたの仕事を引き継いだ方がスムーズに仕事ができるように、資料をまとめたり、資料の場所を記載しているメモを渡すなどの工夫をできるだけおこないましょう。
退職までの期間に他の人からネガティブなことを言われたりするかもしれませんが、辞めたら二度と会うことはないと考え、スルーするようにしましょう。
辛い場合は代行サービスでスピード退職しよう
最近は退職代行サービスを利用することが普通になってきています。
日本労働調査組合が会社員を対象に行った調査によると、退職する場合に退職代行の利用を検討している人が44%と半分ほどを占めています。
今では退職代行サービスを利用しての退職は2人に1人が検討しているということになりますね。
現在勤めている会社で、
「必要以上に引き止められて辞めれない」、「いろいろな理由を言われて辞めさせてもらえない」
と言う場合は、退職代行サービスを検討してみましょう。
退職代行サービスを選ぶ際には弁護士のグループが運営している以下のようなサービスがおすすめです。トラブルが起きた時にも、法的に弁護士が対処してくれます。
弁護士法人みやびの退職代行サービス 退職代行ガーディアンまとめ
会社を辞めたいけど辞められないという理由も人によってさまざまです。
この記事でご紹介した「会社を辞めた方がいい基準」に当てはまっている人は、早く辞めることをおすすめします。
辞めることは不安ですが、一旦辞めると決めれば、他のことはすべて動き始めるでしょう。
今の世の中では、転職をサポートしてくれるエージェントや退職を支えてくれる退職代行サービスを利用することで、円滑に退職をすすめていくことができます。
今とは違う未来を作るために、まずはご紹介したサービスに登録して、プロに相談することからはじめていきましょう。
この記事でご紹介した各サービス
退職エージェント