【絶対やってはいけない】転職エージェントとの面談でのNG行動

「面談って何のためにするの?」
「よくわからないけど明日エージェントと面談がある」
なんて人もいるのではないでしょうか。

実は転職エージェントとの面談は転職活動の中でとても大事な機会となってきます。

面談の事前準備ができていなかったり、NG行動をしてしまうと、エージェントとの関係が悪くなり求人を紹介してもらいづらくなる可能性があるからです。

この記事では面談の基礎知識から、面談では絶対にやってはいけないことをまとめました。

この記事を読めばあなたも安心して面談をすることができ、スムーズな転職活動を始めることができるでしょう。

目次

【基礎知識】エージェントの面談について

面談の目的

面談をおこなる理由は、お互いを理解することにあります。

キャリアアドバイザーはあなたがどのような状況で仕事を探しているのか、希望条件などを確認します。これから求人を紹介する上で必要になってくる知識だからです。

面談を受ける側も、担当アドバイザーのことを確認します。転職をサポートしてきた人の数、担当している業界、サポート内容・今後の流れなどを聞いておくと良いでしょう。

面談ではお互いが気になることを聞いて理解した上で、転職成功に向けて戦略を作っていきます。

面談のメリット

転職者としてのメリットは転職活動について、プロに無料で相談できるということでしょう。

転職エージェントは企業側からお金をもらうビジネススタイルをとっています。求職者がエージェントへ料金をはらう必要はなく、ほとんどのサービスを無料で利用できます。

転職エージェントのアドバイザーは最新の転職市場動向について詳しいだけでなく、経験豊富な人であれば数千・数百人の転職を成功させてきています。

そういう人に良質なアドバイザーに担当してもらえれば、あなたの転職も非常に心強くなるでしょう。

面談の流れ

面談はさまざまな方法で行われます。

一番多いのは電話か直接会うという方法でしょう。しかしコロナ禍においてはビデオ面談という方法が多いようです。

面談の流れは以下になります。

自己紹介

今している仕事内容や経歴を簡単に説明します。

現在の仕事状況について説明

・履歴書・職務経歴書についての確認

・転職理由の確認

・現在の年収の確認

希望条件の確認

・希望勤務地・希望年収など

今後の流れについて説明

・求人紹介(当日に紹介できるものがある場合のみ)

・質問タイム

所要時間は30分から1時間ほどです。

定番質問

以下に面談でよく聞かれる定番の質問をまとめました。

これらの基本的な質問にはスムーズに回答できるようにしておきましょう。

定番質問

・転職をしたい理由はなんですか。

・いつまでに転職をしたいという希望はありますか。

・現職の仕事内容を教えてください。

・希望の業種・職種を教えてください。

・希望条件(勤務地・年収など)を教えてください。

・「ここは譲れない」という条件があれば教えてください。

・「この部分は妥協できる」という条件があれば教えてください。

上記の他、これまでの経歴についても質問されることがあります。

高校や大学の部活動・留学経験など、人と違う経験をしている場合は積極的に伝えていきましょう。

必要な事前準備

エージェントより面談の前に準備するものとして話があればその指示にしたがってください。特に指示がない場合は、履歴書・職務経歴書の準備はしておくと良いでしょう。

これらの書類はエージェントが企業へあなたを推薦する時に使用される書類となります。

書類・面接の両選考でも使用されますので、しっかりと準備しておくことをおすすめします。

面談で絶対にやってはいけないNG行動

嘘をつく・情報を隠す

面談ではあまり人に話したくないことも聞かれます。

しかしここで嘘をついたり、情報を隠して後出しにするようなことはやめましょう。というのも、転職エージェントは面談で得た情報を記録にのこします。今後の選考にもその情報は使われます。

その記録が嘘だとわかった場合や、面談時に話していないことが後でわかった場合は、誠実さに欠けるということで、社内共有されてしまう可能性があります。

エージェントは求職者を紹介してお金をもらっていますので、うそをつくような人を紹介して企業からクレームになれば困ります。できるだけリスクの高い人は避けたいと考えます。

もし嘘をつくとリスクの高い人と認定されて、サポートが受けられなくなる可能性もありますのでやめましょう。

無断で面談をキャンセル

面談は応募企業との面接と同じくらいの慎重さをもつようにしましょう。

面談時に音信不通なることや、直前のドタキャン、面談時間に遅れるなども基本的にないように注意した方がいいです。

担当アドバイザーとの初めての対面となりますので、悪い印象をもたれてしまうと案件の紹介数が少なくなったり、サポートが低下する可能性があります。

不適切な態度

社会人であれば普通のことですが、以下のような態度は面談時はNGです。

  • 相手を上から見下すような態度や言動をとる
  • アドバイザーを友達とみなすような言葉遣い
  • ラフすぎる服装で面談に参加する

このような行動は相手が不快に感じるだけでなく、転職活動をしていく中でもマイナスにはたらきますので、節度をもって接するようにしましょう。

ネガティブな情報ばかりを渡す

面談では言いにくいことも聞かれます。

転職理由であったり、過去の経歴なども話したくないことがありますが、ある程度情報を伝えないとアドバイザーもあなたにあった求人を紹介することが難しくなります。

しかし、全ての面でネガティブな情報ばかりを渡すことは避けた方がいいでしょう。

例えば、転職理由が「人間関係に問題があって・・・」という場合にも、他のポジティブな情報と一緒に伝えるか、以下のようにポジティブな理由に変換するようにしましょう。

ポジティブな情報へ変換

現状:仕事がつまらない →「他の会社ではたらき職務経験や専門知識をひろげていきたい」

現状:上司との関係がわるい →「ゆくゆくは管理職をめざしたいので、優秀な上司のもとで働きたいと思った」

中途半端な書類の提出

面談の前後で提出する履歴書や職務経歴書は、企業の選考時に使用されます。

「エージェントが情報を把握するだけだからとりあえずの書類をだしておこう」と考えると後悔することになりかねませんので、やめておきましょう。

書類が未完成である場合は、その旨をエージェントに伝えて、いつまでに完成したものをおくるか明確に決めておきましょう。

また、書類について自信がない部分があれば添削サポートを頼んでみてもいいでしょう。

そういうことを積極的に依頼できるほうが転職意欲があると判断してもらい、しっかりサポートしてもらう可能性が上がります。

面談成功は転職成功につながる!3つのポイント

転職への強い意思を示す

担当アドバイザーは面談をする中で、本当に転職をする気があるのかしっかりと見抜こうとします。

エージェントは紹介した求職者が、内定受諾をしたときに企業へ入社してもらいたいと思っています。つまりあまり意欲がない求職者だと、せっかくのサポートが無駄になる可能性もあります。

そういったことを避けるためにも転職への意志を判断しようとします。

今後しっかりしたサポートを得たい場合は以下の点を伝えましょう。

  • いつまでに転職をするつもりであるか
  • 転職先が決まれば現職を退職するつもりであること
  • 紹介された求人には積極的に応募していくつもりであること

転職をしようか考えている人は、上記の点をはっきりと伝えることができないのであいまいな答え方になります。

ここで他の転職者と差をつけていくことで、今後の転職活動に違いが出てきます。

希望条件をしっかり伝える

転職において譲れない条件をつたえることは大切です。

ここで曖昧なことを伝えておくと、見当違いな求人を紹介されてしまうことになりかねません。

すべての条件を満たした求人はないと理解した上で、希望条件は一旦すべて伝えた方がいいでしょう。また併せて、妥協できるところ、できないところも伝えておきましょう。

そうするとエージェントも求人を探すうえで参考にすることができるので、条件にあわない求人の紹介も少なくてすみます。

面談後にお礼メールを出す

必須ではないですが、面談がおわったらアドバイザーに時間をとってくれたことへの感謝を伝えましょう

ほとんどの求職者はわざわざお礼をしていません。言い換えれば、ここで他の人がやっていないことをやれば目立ちます。

担当アドバイザーに好印象を残しておくことで、求人紹介数が多くなったり、紹介までの時間が少なくなるかもしれません。

メールは短くていいので、面談が終わったらその日に出すように心がけてみてください。

担当アドバイザーと合わないかも?という時は

アドバイザーと面談してみたけど、少し合わないという場合は起こります。

相手も人間なので、相性が悪いや不快な経験を残念ながらしてしまったという口コミもあります。

もし合わないと判断した場合は以下の対処法を試してみましょう。

担当者変更を申し出る

転職エージェントのサイトから担当者の変更を依頼することができます。

ほとんどは問い合わせから担当者の変更をメールで依頼する形をとっていますので、合わないなと言う場合は依頼してみるようにしてください。

この時に注意点として、

  • どの部分で合わないと判断したのか
  • どのようなエージェントを希望するか

ということを明確に伝えた方がいいです。

担当変更は社内で情報共有されますので、合わないと判断されたエージェントが一方的に拒否されたと感じないように合わないと判断した理由を伝えるようにしましょう。

複数のエージェントに登録する

1つのエージェントだけに登録をしていると、担当者が言っていることがすべて正しいと勘違いしてしまいます。アドバイザーと合わないと思っても比べる材料がなければ、本当に自分の感覚があっているのかも確認できませんよね。

エージェントを利用して転職をする場合は、複数のエージェントに登録をすることをおすすめします

1つめの面談で担当者と合わないと思っても2つめ、3つめのエージェントで担当者とあってみると、合う人や丁寧にヒアリングしてくれる人がわかってきます。

また、エージェントによって保有している非公開求人はバラバラだったりします。つまり、1つのエージェントだけ使っている場合には出会えなかった優良求人と複数のエージェントに登録するだけで出会える可能性が上がるのです。

実際、転職成功している人の多くは4〜5社のエージェントに登録して利用しているようです。

複数のエージェントを利用することはエージェントと合わないときのリスクヘッジにもなりますので、現状1つのみとという方は、今すぐ他のエージェントにも登録してみましょう。

【3つの知っとこ!】転職エージェントについて

担当者による違いがある

規模が大きいエージェントであればあるほど担当者による違いは顕著になります。

規模が大きいエージェントは新卒を採用しているので、大学を卒業して新人研修をしたあと数ヶ月の人が担当者になる可能性も考えられます。

年齢が近ければ話しやすいということもありますが、やはり業界の知識であったり、面接練習なども経験豊富な担当者の方が心強い場合もあります。

1人の担当者でそのエージェントはダメだと判断することなく、担当者による違いが大きいということを前もって理解しておきましょう。

総合型と特化型がある

転職エージェントには総合型と特化型があります。

総合型は、求人数が多く、さまざまな業界・業種を取り扱っています。特化型の場合は、特定の業界や業種に特化しており、

その他の業種の取り扱いがあってもあまり求人数は多くないことがあります。

総合型は非公開求人もおおく保有しているので、エージェントを使う場合は有名なところはすべて登録することをおすすめします

そのうえで、希望職種や業界の特化型エージェントがある場合は登録するようにしましょう。

担当者も業界にかなり詳しいので、現在の市場動向をきくだけでも勉強になります。

それぞれの得意分野がある

転職エージェントにはそれぞれ力をいれている分野・業界があります。

またそこで働く担当アドバイザーにも、得意な業界とあまり詳しくない業界というものがあります。

総合型エージェントではあまり偏りがありませんが、特化型を利用する場合は得意な分野・業界はサイトで確認をして登録するように注意しましょう。

担当アドバイザーには面談の際に、担当している業界や過去の転職者の転職先を質問してみて、得意分野を確認するようにしましょう。

タイプ別おすすめのエージェント

総合型

業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス
➡︎ 大手転職エージェントで求人数が豊富。優良企業が多い。 JAC Recruitment
➡︎ Youtuberの両学長おすすめ。面談時間が長めで、しっかりヒアリングしてくれます。

特化型

Spring転職エージェント | 年収率UP59.0%
➡︎世界人材大手のアデコが運営。業種に精通したコンサルタントが担当。
JAICの就職支援 | 就職成功率81.1%
➡︎書類選考無しで正社員になりたい人向け。ブラック企業徹底排除など優良企業認定。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、転職エージェントと面談をする際の注意点をまとめてみました。

担当アドバイザーとの面談は転職活動をすすめる上で非常に大切になってきます。この記事で紹介したように面談での基本的なルールを守ったうえで、面談を成功させていきましょう。

お伝えしたように複数エージェントを利用することは転職を効率的に有利に進めることができます。文中でご紹介したエージェントは以下となります。

業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス
JAC Recruitment
Spring転職エージェント | 年収率UP59.0%
JAICの就職支援 | 就職成功率81.1%

さまざまな担当者との出会いを通じて、納得のいく転職活動をしていきましょう。

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